今回は、先般開催致しました「第12期 経営指針書プレ発表会」について、その様子をご紹介いたします。
2024年4月26日、経営指針書プレ発表会を開催しました。
今回は“プレ”発表会。代表宮川曰く、次回は約半年後の10月頃を予定しているそうです。
プレ発表会ではありましたが、事務所の将来を見据えた経営指針や方針が明らかにされ、新たな展開に期待が高まるものとなりました。
ユズル
事務所に集合!初のプレ発表会
指針書とは
はじめに、経営指針書の重要性について説明がありました。
経営指針書は「経営理念」「未来予想図」「経営方針」「経営計画」の4つの要素で構成され、事務所の方向性や目標を示されています。また、毎年少しずつ変化・更新される内容を知ることで、1年に一度改めてスタッフ達が情報を共有し、方向性や目標達成に向けて進んでいくものとなります。
知識と知恵をもって豊かさを築く
経営指針書は事務所の舵取りを行う重要な役目があり、それを全スタッフが共有し実行することで、事務所の成長と発展に導いてくれます。
毎年の事ではありますが、この事務所で働くうえで悩んだり迷ったりした際には経営理念に立ち返って、事務所のあるべき姿勢を崩さぬよう気を付けようと、気が引き締まりました。
業績、事務所のあゆみについて
次に、業績について報告がありました。
過去3期の売上・経費・利益・売上構造や、費用の内訳等。
事務所のあゆみでは各年度の売上高や社員数、出来事などが紹介され、数字でも事務所の成長や変化を感じる内容でした。
各部門の「売り上げ変化の理由」「現段階で想定できる今期の売上増減」「伸びしろ見込みのある部門」について説明があり、依頼の流れが読めない部門について「今後どのように一定数の売り上げをキープできるようにするか」等。
課題は尽きませんが、事務所が目指す方向に進んでいくために改善を重ねていこう、という話でした。
初テーマ「心情」
そして、今回初めて盛り込まれていた「心情」というテーマ。ここでは代表宮川譲の人生の軌跡が語られました。彼の過去から現在までの経験や想いが明らかにされ、事務所の経営理念や方針に対する深い思いが語られました。
所々聞いたことのある代表の過去の話、事務所に対する思いが、点と点で繋がる感じです。弁護士事務所に勤めていたのに、なぜ行政書士なのか。何をするにも、なぜ「全員参加」にこだわるのか。そして執着とも思える程の『縁』への想い。「なるほど」と聞いていたスタッフ達も腑に落ちる思いで、今私たちの知る代表宮川が出来上がった背景を知ることができたテーマでした。
未来予想図
最後に、今後の展望として新たな経営方針の導入が発表されました。
未来予想図の実現を目指して、中期(3~5年先)のあるべき姿と目標、それに到達するための道筋を示すものです。事務所の現在の組織図から、何のために・どのように未来予想図に向けてここから進化させていきたいのか。そのための「行動指針」も盛り込まれており、中期の目標達成に向けてこれから何をすべきかを、スタッフの意見を聴きながら話し合いが行われました。
プレ発表会を終えて
昨年まで経営指針書発表会は広めの会場(高松市築地コミュニティセンター)を借りて、3密を避けて開催していました。今回は会場を押さえられず、他の会場も検討した結果、事務所での開催となりました。ちなみに、弊所はコロナ禍以降スタッフの約半数が在宅勤務です。なのでこんな多人数が事務所に集まったのは初めての、新鮮な会となりました。
毎年の事ではありますが、改めて代表の想い・経営理念を見直す事の大切さに気付かせてくれる会だと感じました。
今回明確になっていなかった部分も、次回半年後の会にはその道筋が見えている事でしょう。「いつものアレね。」と思わずに、気持ちを新たに次回の会も新鮮な気持ちで取り組みたいです。
今回はプレ発表会だった事もあり、簡単に会の内容を説明しました。なんせプレ発表会だったので。
半年後の経営指針発表会ではどのような形態の会になるのかまだ分かりませんが、今回の会を踏まえたうえでの初の試みとなります。これから半年の間で起こる出来事によって、内容が左右される会となると思います。どんな会になるのか少し楽しみです。
以上、経営指針書発表会についてお伝えいたしました。
宮川が描く事務所像が少しでも伝われば幸いです。